カルシウム健康教室 1限目「カルシウムの働き」

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カルシウムは体の色々なところでなくてはならない栄養素です

カルシウムは体の色々なところでなくてはならない栄養素です

カルシウムは体の色々なところでなくてはならない栄養素です

心臓の規則正しい拍動を保つ

心臓の拍動も、カルシウムが正常に心筋(心臓の筋肉)に出入りすることによって保たれています。正常に出入りするためには、血液中のカルシウム濃度が常に一定に保たれていることが必要です。

脳や神経の働きを助ける

血液の中のカルシウムが少ない状態が長く続くと、神経、なかでもその中枢となっている脳の働きに大きな変化が起こります。例えば、カルシウムが不足すると神経が興奮しやすくなってしまいます。

 

出血したとき血液を固める

切り傷、すり傷のような軽いケガでは、血液の流出を防ぎ、傷口からバイ菌が侵入するのを防ぐために血液の凝固がおこります。一般に血液の凝固は、血液の成分である血小板の重要な働きとして知られていますが、実際にはいくつかの成分が段階的に変化して凝固する仕組みになっています。この過程でカルシウムは関わっています。

免疫の仕組みに関わる

体内での免疫の仕組みの中でカルシウムは、情報を伝え、細菌への攻撃を助ける役割を担っています。血管の中で中心となって活躍するのは白血球とリンパ球ですが、カルシウムはその白血球の細胞内に働きかけて「サイトカイン」という物質を作り出し、リンパ球の中の細胞などに情報を伝えています。